令和元年動物取扱責任者研修


昨日は動物取扱業研修でした。
年に一回の法定研修です。これを受けないと更新ができないのです。
そして2500円です。この値段もっと上げてねこたちのために使ってほしいのですが
それ以外にも種別料金がありまして展示、販売、保管、訓練、貸し出し、斡旋、譲受等の
種別1件15000円、2件25000円、3件35000円をもっとあげて
業界のお金を全部動物たちに回してほしいんですよね。
来週議員さんにアポ取れたのでその辺伺ってきます。

さて今回の研修内容は主に2つで消費者センターのお話と害虫駆除の話でした。
1.消費者センターの方は公益社団法人 全国消費者生活相談員協会
消費者問題研究所副所長 須黒真寿美さん
ペットの相談は横ばいで推移しているが最近の相談内容はブリーダーとの契約の問題が多いそうです。
・遺伝性の疾患があったので治療費を払ってほしい
・犬を買ったが子供にアレルギーが出てマンションも許可制だったので契約解除したいのに
お金を返してもらえない
・クレジットカードで手付を打ったが他の犬も見たくなって解約したいが応じてもらえない
・獣医の請求が35万~40万だと言われたが、その後56万に跳ね上がり納得いかない
・保健適用手術だと言ったのに実際手術を終えてから適用外だと知らされた。
・トリミングで傷だらけになって戻された。
・ホテルに預けた犬が死んでしまった。
・動物園で子供がリクガメに指を噛まれた。

等々いろいろあるんですね~ホテルで犬が死んだとかちょっとびっくりしました。
このあたりの解決にセンターはアドバイスをしていくらいしですがこじれると訴訟になるそうです。
どうしたらいいか。
それはブリーダーも獣医もトリマーもホテルも事前の説明をどれだけきちんとできているかに尽きる。
そして消費者もきちんと考えてから飼うこと。
衝動買いをしないこと。
契約書を確認すること。
などですね。

2.ネズミ・衛生害虫対策について
一般財団法人 日本環境衛生センター
東日本支局 環境生物・住環境部次長橋本和幸さん
相談件数で一番多いのがスズメバチだそうです。
その次がネズミで年々減ってきてはいるそうです。
その代わりに増えてきたのがマダニ、トコジラミなどで特に人への感染があるので
要注意です。マダニでチーターや人の死亡例もあるので怖いですね。
マダニは人に食いついてから5日目くらいから吸血を始めて体重が増えるそうです。
10~15日くらい吸い続けるそうなので恐ろしいですね。

駆除するには害虫は殺虫剤、ペットには動物医薬品と当たり前ですが
効果的に使い分けましょう。
そして水回りや水漏れ水たまりなどがあればすぐに発生するのがぼうふらです。
排水溝などの点検も重要ということです。
これからの季節注意しなければなりませんね。
 

 

 

 

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