犬ねこ２万頭、流通過程で死

昨日のヤフーニュースには愕然としました。
また固い内容になりますがぜひお読みくださいね。

「２０１４年度に国内で販売されるなどして流通した
犬猫の数は約７５万匹で、その約３％にあたる２万３千匹余りが
流通過程で死んでいたことが、朝日新聞とＡＥＲＡの調査でわかった。
犬猫の国内流通の実数が判明するのは初めて。」

流通業者（オークション関係者やショップのバイヤー）はほとんど
陸送です。空輸はコストの面からしません。
愛知県や岐阜県の犬猫の競り市場（オークション会場）から
全国へ陸送されます。
この距離が問題ですね。トラックなどで東京まで岐阜県からだと
高速を使っても最短で５時間かかります。
５時間連続運転では人間も疲れますので休憩や食事などを入れると
ドアツードアで６時間はかかると思った方がいいですね。
その間の空調管理など問題がありそうですね。
東京などはまだ近い方です。
もっと遠くになればなるほど子ねこや子いぬに
負荷はかかるばかりです。

ショップに卸さないブリーダーは空輸を使います。
これは一番安全で最短な移動手段だからです。
鹿児島でもたまねこー羽田ー鹿児島ーオーナー様宅
まで待機も含めて５時間くらいで着きます。
飛行機の貨物室も冷暖房がありますので
怖いのは音だけで１時間くらいの辛抱です。
陸送の長い間ごとごとゆられるよりぜんぜんいいのです。

ANA羽田空輸カウンター