こっぺが亡くなりました。
こっぺが夜中に亡くなりました。
5か月の命でした。
FIPの治療が始まってまだ2日だったのに。
これから治療頑張ろうと思っていたところだったのに。
FIPに負けてしまいました。

大きな虚しさと虚脱感でいっぱいです。
こっぺの最後を看取りましたが最後は苦しそうに
すべてのものを吐き出しました。

お昼にいつもの真心霊園さんにお願いしました。
かわいいお歳暮いただきました。

今回のこっぺの死はほんとうに納得がいかないというか
これほどあっというまに終わってしまうなんて。。。
食欲不振で風邪かと思い微熱があったので2週間効く抗生剤を打ってもらったのが9日。
ごはんも食べられるよになり熱も下がってきて安心していたのが13日。
そして譲渡会の日に大量に嘔吐したのが14日。
どうもおかしいと病院でエコーとレントゲン撮ったのが15日。
胸水も腹水もないけれどレントゲンが白っぽい。
血液検査で白血球が多いのとたんぱくが高いというところまでわかりました。
もしかしたらFIPかも?と初めてFIPという疑いが出てきました。
この日は吐き気止め補液していただきステロイドをもらいました。
多くの血をとるために間をあけて抗体値検査をしたのが18日。
検査結果はFIPドライの疑いということで確定診断ができなかったのですが
もうFIPの治療をするしかなくなったのが19日。その夜に驚くほどの吐血。
薬が届いてレムデシビルの投与が始まったのが20日、21日。
その夜から体が冷えてきて唇も白く冷たくなり
あっという間に亡くなってしまったのです。
FIPの症状には吐血はないのですがまれに肉芽腫性炎症があるとありました。
これを知った時にはかなり厳しいことも覚悟の上でした。
とにかく病気の進行が早すぎて追いつかなかったこと、
こっぺの体力が持たなかったこと、
悪い条件ばかりがそろってしまいました。
おばにゃんはお店を初めて18年いろいろな子を看取ってきました。
過去にFIPのウエットの子も看取りました。
それでもその子はステロイドとインターフェロンで4ヶ月
生きてくれて1歳のお誕生日に亡くなりました。
2009年のことですから新しい治療薬などなかったのにもかかわらずです。
こっぺはなんと不運な運命だったのかと思わずにはいられません。
兄妹のラムネちゃん、お団子くん(あんこ)は新しいお家で
こっぺの分長生きしてほしいと思います。
残っているロールくんも元気いっぱいです。
猫の病気は難しいものがまだまだあります。
白血病も猫エイズもなかなか特効薬がなく
FIPは今では治せる病気だと思っていただけに
まだまだ難しい病気なのだと思い知らされました。
こっぺの今回の死は何を意味したのでしょうか?
今後の教訓とできるものは何なのか?
何をどう活かしていけばいいのか?
あまりにもレアケース過ぎてどうにもならない気がしています。
それほど受け入れがたい死でした。
みなさまからいただいた寄付をお返ししようと思いましたが
みなさま代わりに他の子に使ってくださいということでしたので
次の子のために使わせていただきたいと思います。
応援してくださっていたのにこんな形になって申し訳ありません。
こっぺも無念だったと思います。
ミルボラの古賀さんにもこっぺを大きくしてもらったのに
こんな形になってしまい申し訳なく思っています。
古賀さんに「乗り越えていきましょう」と心強い言葉をいただきました。
ほんとうにありがたい存在のミルボラさんです。
今朝いっしょにお花を飾ってくださった内山さん、
その他暖かく見守ってくださったボラさんみなさま
ありがとうございました。
みんなで乗り越えていきましょう!
最後に古賀さんがくれたこっぺのかわいい写真を載せておきます。

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