野生動物を飼うということについて
すいません、今日も猫とは関係のない話しで恐縮です。
私のブログを読んでくださっている方々は
野生動物を飼おうと思っている人はいないと思いますが
野生動物を飼育し繁殖しようとしている人たちがいるのも事実です。
数年前にスナネコの保護施設兼カフェを作りたいと言う人がいまして
クラファンで資金を集めようとなさっていました。
そこには数多くの批判が殺到し結局は取りやめになったことがありました。
スナネこ好きな応援者もいましたのでその人に
やめた方がいい理由を当時はTwitterでしたがNPOのアカウントで
やり取りをしましたが、結局はわかってもらえずでした。
そして今回Tiktokでミーアキャットを繁殖して
販売しようとしている人がいましたので
野生動物のペット可は反対の理由をあげさせていただきました。
1.アニマルウエルフェアに反する
どういうことかというとその個体の野生本来の行動ができないということは
強いストレスを産み常同行動や転嫁行動につながる。
2.欲しがる人を増やさないでほしい
繁殖屋を生み出すことになる。
3.疾患に対応できない
獣医師も診察できない(ごく限られている)野生動物の
疾患などには一般獣医師では対応できない。
結局飼いきれなくなり捨てたり死なせたりする
4.素人が飼育できるほど甘いものではない
野生動物は動物園でも難しいのに素人が
手を出すものではない。
保護し繁殖ができるのはアニマルウエルフェアを
きちんと構築している動物園です。
(動物園にも怪しいところはある)
5.未知の病原体を保持しているかもしれない。
これはまだまだ野生動物にはわからない点が多いということです。
6.人と共存してきた歴史がない
人と共に暮らせるのかは長い歴史のなかで立証されてない
以上のことを理解してほしいし
その個体を大切に思うなら展示販売などやめるべし。
特にスナネコやミーアキャットなどは土を掘って
巣穴を作るのが習性ですのでそれを一般家庭で再現できるのか?
このあたりも疑問ですね。
今後環境省での規制を強く望むおばにゃんです。
法改正は今期は無理かも次回になるかなあ?
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