ファシェちゃんが亡くなりました。

ついにファシェちゃんが亡くなってしまいました。
今月で6頭目の死亡です。
こんなに集中して多い月は初めてです。
わかってはいたことですがファシェちゃんは特別でした。
17年と半年いっしょにいたわけで、お店開業前からの飼い猫ちゃんでした。
ずーっと苦楽をともにしてきた同志のような存在でした。
わたしのことが大好き過ぎて超甘えん坊でした。
とにかくいつもくっついていたい子でした。
お店の受付嬢になってお客さんのくつをあっためるのが好きでしたね。

ファシェちゃんとの出会いは埼玉県の草加駅でした。
たまたま営業の帰り道で駅でねこたちの里親を募集していたのです。
そこに生後2ヶ月くらいのファシェちゃんがいまして、
ずっと黒猫をさがしていたので一目ぼれしてその場で
なぜか申し込みをしてしまったのです。
そして埼玉県からうちに届けてくださったのが11月下旬くらいでした。
そのときに実はファシェちゃんは茨城の子であることを伺いました。
なんだか昔から茨城県とは縁があったんですね。
それが2005年の11月の事でした。
先住の黒猫チックとはすぐに仲良しになってお兄ちゃんは妹の面倒をよく見てくれました。
それからサラリーマンをやめてお店を開業したわけですが
いつもファシェちゃんはそばにいました。
長い時間を共有してきました。
でもほんとうにあっというまのでき事にも思えます。
ファシェちゃんはもっと生きてくれると思っていたのですが
残念ながら命が尽きてしまいました。

最後はお店のゼラニウムの花びらで飾ってあげました。
黒猫に赤い色は似あいますね。